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エネルギーと原子力

多様な電源の一つとしての原子力発電

多様な電源の一つとして原子力発電に取り組んでいます。

原子力は今後も必要な電源です。

原子力発電は、供給安定性に優れたウランを燃料とし、環境面や経済性にも優れた電源です。
エネルギー資源の少ない日本にとって、原子力発電は徹底した安全性の向上を大前提に、今後も重要な電源の一つとして、一定の役割を担うものと考えています。

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エネルギーセキュリティー(安定供給確保)、環境面、経済性の図
わずかな量でパワフルなウラン

原子力発電の燃料であるウラン(ウラン235)は、わずか1gで、石油2,000ℓ分のエネルギーを生み出すほどのパワーがあります。

一般家庭1年分の電気を発電するために必要な燃料

出典:電気事業連合会「原子力コンセンサス2014」

※資源エネルギー庁「原子力2010」のデータをもとに一般家庭が1ヵ月で使う電力量を300kwhとして算出。

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ウラン235の1g=石油2,000ℓ
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一般家庭1年分の電気を発電するために必要な燃料の図
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地球温暖化防止の観点から発電時のCO2排出量を抑制する必要があります。

電源によってCO2排出量は大きく異なります。
特に原子力発電は、発電時にCO2を排出しない電源で、太陽光発電や風力発電と同様に地球温暖化対策に有効な電源です。

各種電源別のライフサイクルCO2排出量

出典:(財)電力中央研究所「日本の発電技術のライフサイクルCO2排出量評価」(2010年7月)より作成

※発電燃料の燃焼に加え、原料の採掘から発電設備等の建設・燃料輸送・精製・運用・保守等のために消費されるすべてのエネルギーを対象としてCO2排出量を算出。※原子力については、現在計画中の使用済燃料国内再処理・プルサーマル利用(1回リサイクルを前提)・高レベル放射性廃棄物処分・発電所廃炉等を含めて算出。

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各種電源別のライフサイクルCO2排出量の図
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原子力発電の導入によりCO2排出原単位は減少してきました。

日本の電力消費量は、1970年代のオイルショックから東日本大震災前の2010年度までに、約3.5倍に増加しました。一方、CO2排出量は約2倍の増加に抑えられています。原子力発電の導入などにより、使用電力量1kWh時当たりのCO2排出量(使用端CO2排出原単位)は、1970年代から約40%低減しています。一方、2011年度は、東日本大震災以降に停止した原子力発電に代わり火力発電を増やしました。その結果、電力不足に伴う節電へのご協力などにより使用電力量は減少したにもかかわらず、CO2排出量・原単位ともに2010年度から大幅に増加し、2012年度もさらに増えました。

電気事業からのCO2排出量・使用端CO2排出原単位推移 出典:電気事業連合会「原子力コンセンサス2014」
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「地球温暖化対策の推進に関する法律」で定められた方法により京都メカニズムクレジットなどを反映した調整後CO2排出量および調整後使用端CO2排出原単位の実績
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発電コストは電源ごとに異なります。

主な電源の発電コストについて、最新の情報やデータをふまえた試算結果が示されました。

発電コストの現状と見通し(試算)出典:エネルギー・環境会議「コスト等検証委員会報告書」 (2011年12月)より作成

※モデルプラント形式(最近7年間の稼働開始プラント、最近3年間の補助実績等を基に設定)。

※CO2対策費用、原子力の事故リスク対応費用、政策経費等の社会的費用も加算。

※事故リスク対応費用は最低でも0.5円/kWh。損害額が1兆円増加するたびに0.1円コストが上昇します。この8.9円/kWhはあくまで下限であり、現時点で判明している損害額は約6兆円ですが、損害が10兆円ならば9.3/kWh、20兆円ならば10.2円/kWhとなります。

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発電コストの現状と見通し(試算)の図
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当社の低炭素社会への取り組み

当社はCO2をはじめとする温室効果ガスの排出を抑える「低炭素社会」の実現に向けて、積極的に取り組んでいます。再生可能エネルギーの導入、火力発電所の熱効率向上や送配電損失低減の促進を図ることでCO2排出の抑制に努めています。

火力発電所の熱効率比較 出典:電気事業連合会資料 他 中部電力は2010年度、その他は2007年

発電用燃料を燃焼させて発生した熱をできるだけ無駄なく利用することで、効率よく電気をつくりだしています。当社の火力発電の熱効率は、世界最高水準となっています。

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火力発電所の熱効率比較の図
送配電損失率の主要国との比較 出典:海外電気事業統計2010年版(海外電力調査会)他より作成

※送配電損失率:発電所から送電した電力のうち、送電線・配電線で失われる電力が占める割合。

電気を送るときのロスを低減することは、エネルギー資源の節約になるとともに、CO2排出量の抑制につながります。

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送配電損失率の主要国との比較の図
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