敷地内への浸水を防ぐ

防波壁の設置をはじめとする対策を実施しています。

防波壁の設置をはじめとする対策の説明図

1 防波壁の設置と東西改良盛土の設置

海抜22mの防波壁(総延長約1.6km)を設置するとともに、両端部は海抜22m~24mの改良盛土を設置しています。

防波壁の構造説明図
防波壁や改良盛土の設置イメージ
防波壁や改良盛土の設置イメージ
防波壁と改良盛土の写真
防波壁/改良盛土

防波壁について

防波壁は、岩盤の中から立ち上げた鉄筋コンクリート造の基礎の上に、鋼構造と鉄骨・鉄筋コンクリートの複合構造からなるL型の壁を結合するなど、地震や津波に強い構造としています。防波壁の高さは海抜22mとしており、最大クラスの巨大津波である内閣府の津波断層モデルによる津波に対しても、敷地内への浸水を防ぎます。なお、2015年12月に防波壁、2016年3月に両端の改良盛土の設置が完了しています。

(注)津波評価について詳しくは以下ページをご覧ください。
新規制基準適合性確認審査の津波審査に係るヒアリング資料について

2 溢水(いっすい)防止壁の設置

トンネルで海とつながっている取水路から海水を流入させないよう、取水槽の周囲に高さ約4mの溢水防止壁を設置しています。

溢水(いっすい)防止壁の設置説明図
溢水防止壁

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