新規制基準適合性に係る審査会合(平成28年3月18日)の「上載地層が存在しない範囲について、より慎重に検討すること」とのコメントを踏まえて、より安全側に立って慎重に確認する観点から、「A-17グループ」のうち上載地層が存在しない範囲の地下に、断層があるものとして、地震動・津波等による敷地への影響の確認を行うことにしました。

浜岡原子力発電所の敷地の近傍にある褶曲群「A-17グループ」については、複数の地点で上載地層に変位・変形が見られないこと、上載地層が存在しない範囲についても部分的な活動を示唆する構造が見られないことを確認しており、活断層ではない(将来活動する可能性がない)ものと考えています。

敷地内の活動性評価については今後の審査会合で説明してまいりますが、今回想定した断層は、敷地内の重要構造物に影響を及ぼすようなずれを生じるものではないと考えています。

浜岡原子力発電所敷地周辺の活断層評価における「A-17グループ」の活動性評価について

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