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電気は足りているのになぜ原子力発電は必要なの?

エネルギー資源がほとんどない日本では、原子力発電の特徴を活かし、将来に備える必要があるからです。

エネルギー資源がほとんどない日本では、原子力発電の特徴を活かし、将来に備える必要があるからです。

日本は、世界でも有数のエネルギー消費大国 しかし、エネルギーの92%は海外に依存しています。

暮らしに欠かせない電気やガスなどのエネルギー。しかし、日本が自国でまかなえている割合はわずか8%(エネルギー自給率)。世界で5番目にエネルギーを使っている消費大国であるにもかかわらず、その92%を輸入に頼っています。また、島国であるため、ヨーロッパのように隣の国から送電線を通して電気を買うこともできず、パイプラインをつないでガスを買うことも容易ではありません。

主要国のエネルギー自給率(2015年、日本のみ2016年度)

震災以降、全国の原子力発電所が停止 火力発電に大きく依存しています

東日本大震災が起きた2011年には、電力不足を防ぐための「計画停電」などの対策がとられたものの、それ以降は、電力不足を感じることは少なくなりました。
しかし、原子力発電が止まっている状況では、電力供給の8割を火力発電に依存する状態が続いています。日本はほとんどの燃料を海外からの輸入に頼っているため、もし燃料を輸出しくれている国でトラブルがあると、自律的にエネルギーを確保しにくいという脆弱性を抱えています。
そのため、特定のエネルギーに頼らず、さまざまなエネルギーをバランスよく組み合わせる「エネルギーミックス」が重要です。

エネルギー別発電電力量構成比の推移(一般電気事業用)

わずかな燃料で多くのエネルギーを生み出せる原子力 使い終わった燃料は、ほとんどが再利用できます。

原子力発電の燃料であるウラン(ウラン235)は、わずか1gで、石油2,000ℓ分、ドラム缶にすると10本分のエネルギーを生み出すほどのパワーがあります。燃料として加工されたウランは、一度、原子炉に入れると、4~5年の間、継続して使用でき、その間、燃料は国内に備蓄しているのと同じくらいの効果が得られます。また、使い終えた燃料の約97%は資源として再利用できるため、準国産エネルギーとして位置づけられます。

ウラン235 1gでつくられるエネルギー

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